*

卒部コメントvol.2 副将 廣常尚人

第2弾はDB#13 副将 廣常尚人です。

アメフトを始めたのは、中学1年生の頃でした。中学、高校の頃は周りの選手のレベルが高かったこともあり、良い結果を出すことができました。しかし自分が本当にチームの勝利に貢献できていたのかという思いがずっとありました。そのためもっと上手くなって大学では自分の活躍で勝利を掴みたい。そういった思いもあり、国立大学ながら一部リーグという高いレベルに在籍する神戸大学レイバンズでプレーしたいと思い入部しました。
2回生の頃は試合に出させてもらってはいましたが、フィジカル、技術どれをとっても未熟だったため秋シーズンでは多くの失敗を経験し、アメフトをするのが嫌になった時期もありました。3回生になって2部に降格し、チームの方針も学生主体になるなど大きく環境が変わった中でDBパートリーダーをさせていただきました。自分の意見が多く通るなど学生主体でやって行くことに大きなやりがいを感じた一年でした。そして4回生になり、全勝を目指すこのチームを引っ張りたいと思い副将に立候補しました。この一年間は辛いことの方が多かったですが、その分チームが勝利した時は心の底から嬉しかったです。自分がこの一年副将としてどこまで貢献できたかはわかりませんが、秋シーズンになって後輩達が自主的に練習の準備や対戦校の分析をし、4回生と意見し合え、それが試合で活かされているのを感じ、自分たちの自主性を重んじる方針は間違っていなかったと思うことができました。
後輩達へ。今年は全勝という目標を掲げながら3勝することしかできませんでした。しかし、今年一年一部リーグでプレーして、自分達になんとしても勝つという気持ちがあってかつ必死に準備すれば、相手がどんな強豪校だろうが、勝つチャンスは絶対にあるということが分かったと思います。新4回生のみんなは大きな不安があると思いますが、周りに何かいわれても自分達で考え信じたやり方を貫いて頑張ってください。2、3回生は決して受け身になるのでなく、しっかり4回生にも意見して自分がチームを引っ張るという気持ちを持ち続けて欲しいです。また下回生は試合でたくさん失敗すると思います。しかしどんな時もアメフトを楽しむことを忘れないでください。
最後になりましたがレイバンズOB・OG会、後援会の皆様、ファンの皆様、保護者の皆様、四年間ありがとうございました。これからも神戸大学レイバンズは日本一を目指して戦い続けます。この目標を達成するには皆様の応援が不可欠です。今後ともご支援、ご声援の程よろしくお願い致します。 2018年度 副将  廣常尚人



« »