創部40周年を迎え、エレコム株式会社の協力のもと人工芝の神戸エレコムグラウンドが完成し心機一転。目標のAクラス入りを達成すべく「翔破」というスローガンのもと、2015年度新チームが始動した。
春シーズン公式戦では5戦5勝し、勢い付いて迎えた秋シーズン。
昨年度惜敗した近畿大学へのリベンジ戦では、4Qで近大に2TDを取られるもなんとか逃げ切り初白星を奪う。強豪校の関大、立命、関学にフィジカルの強さに圧勝され完封負けを喫してしまうが、4TDを目標に桃山学院大戦に挑み、見事目標の4TD達成、28-0で完封勝利した。
その後、Aクラス入りを掛け、何としてでも勝ちたいと挑んだ京都大学戦では、先制TDを奪われるも、DB#2林がファンブルリカバーからの65ydsのロングランでTDし、試合展開をガラリと変える。降りしきる雨の中、度重なる京大のランでG前まで攻め込まれ、FG成功し3点の差をつけられるが、オフェンス陣のTE#4望月、WR#11金岡のパス、QB#7櫻井のランでG前5ydsまで一気に攻め込む。TDで逆転勝ちをしたい正念場であったが、京大にインターセプトされ無念の敗退。悔しさの残る試合となった。(7-10)
最終戦の相手は龍谷大学。先制TDを許すも、一気にG前まで攻め込みQB#7櫻井のランでTDし、巻き返す。ディフェンスは4回生を中心に好守備を連発するが、試合後半、QB#7櫻井が負傷するというまさかの事態が起こる。多大なプレッシャーの中、QB#10西原がWR#19岸岡へのパスを成功させるなど、チーム全員が一体となって死力を尽くした。しかし、TDを許し一点差で龍谷大に2pointで逆転を狙われる状況に追い込まれる。全員が息を呑む中、パスプレーでDB#2林が意地のインターセプト。一点差を守りきり、なんとか勝利を収めた。
嬉し涙に包まれ勝利で2015年度を締めくくることができたが、目標のAクラス入りを惜しくも達成することができず、3勝4敗で関西リーグ5位となった。