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2008(平成20)年

4回生は、2回生時より出場していたメンバーが多く、3回生には1回生時より試合に出場していたメンバーもおり、周囲の期待も多く、スローガンに「今やる、自分がやる~革新~」を掲げ今まで通りにはないさまざまな取り組みを展開し、春山主将のもとシーズンに挑んだ。

緒戦は未だ白星をかざったことのない因縁の相手、関西大学。
神戸オフェンスで試合開始もファーストプレーでいきなりインターセプトされる。
ディフェンスは粘りを見せるもTDを奪われる。その後FGを決めるも、そのまま前半終了。
後半に入りオフェンスはファンブルを繰り返し、攻撃権を奪われるが、ディフェンスが粘りを見せTDを許さない。するとオフェンスにようやくエンジンがかかり、立て続けにTDを奪い逆転、終了間際にダメ押しのTDで突き放し、ディフェンスもきっちり守り切り試合終了。
因縁の関西大学に9年ぶりに勝利し、最高の幕開けを飾った。

波に乗りたいところだったが、京都大学、立命館大学、関西学院大学に3連敗を喫する。
初戦京都大学を破ったものの入れ替え戦出場となった2005年度の二の舞になるのでは?という空気がチームには流れた。
しかし、この一年「革新」を掲げ、取り組んできた自分たちを信じ、同志社大学に挑んだ。

ここでなんとか2勝目を挙げ、次節甲南大学にも勝利し3勝3敗の五分に戻す。

15年ぶりの勝ち越しをかけた近畿大学戦、過去3年間負け続けている相手だけにやれること全てをやりつくし、試合に臨む。
この一年の集大成とばかりに序盤からディフェンス、オフェンスがしっかりかみ合い近畿大学を終始圧倒。
そのまま、35-7で快勝し、15年ぶり勝ち越し、18年ぶりの単独3位という結果で「革新」を成し遂げた。



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