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2023(令和5)年

前年度よりさらに部活動の幅が広くなり、新歓の面、遠征の面、試合時の応援にチアの活動、様々な面でコロナ以前と同程度の活動ができた一年であった。
2023年度の目標は日本一。スローガンは「BE GREEDY」、チーム方針は「当たり前のことを当たり前にする、貪欲に取り組む、勝負にこだわる、成長を楽しむ」を掲げた。

春シーズン初戦は桃山学院大学、国文グラウンド開催だった。後半に勢い付きDB#4伊原のインターセプトが印象深い試合であった。2試合目は横浜国立大学。毎年定期戦をしており今年は関東開催だった。多くの選手が活躍し、各々課題と向き合った試合だった。3試合目は龍谷大学。”One Kobe Family”をスローガンに新入生歓迎試合として行われました。RB#32長尾がキックとランの両方で活躍した試合であった。4試合目は近畿大学。WR#2岡田の80ヤード独走によるタッチダウンが印象的な試合だった。5戦目は関西学院大学(JV)。春シーズン初めての敗戦である。下回生の成長が見られ特にLB#0内川が活躍した。春シーズン最終戦は京都大学。奮闘したが惜敗、秋シーズンへの課題が多く見つかった試合だった。

秋シーズン初戦は立命館大学。打倒立命館に向けてオフシーズン入念に準備してきた一戦。後半を同点で迎え、チームは大いに盛り上がった。しかし4Qに押し切られ敗戦した。2試合目は京都大学。4Q開始直後のRB#32長尾の独走タッチダウンを魅せたが、1点差で敗北。3試合目は関西学院大学。開始直後WR#18大高がタッチダウン。好調に試合をスタートした。3Qを関学相手に同点で終えるも、敗北。結果は敗北だが、レイバンズの強さを強くアピールした試合となった。4試合目は関西大学。これまでの3試合同様に後半に課題が見つかる試合であった。5試合目は龍谷大学。多くの観客に現地で応援していただき、勝利を収めた。6試合目は甲南大学。龍谷戦に続きRB#17田中が活躍し、試合に勝利した。秋シーズン最終戦は近畿大学。最後まで貪欲に取り組み秋シーズンを終えた。

2勝5敗6位という結果で秋シーズンを終えた。勝敗の結果から強豪校との壁は厚いとするのか、得点経過や試合内容を見てそうでは無いとするのか、今後の活躍から各々判断していただきたい。

2022(令和4)年

学内での練習時間の制限がなくなったり、全ての試合が有観客で行われるなど、新型コロナウイルスによる様々な規制が緩和された2022年。

春シーズン初戦は西南大学との対戦であった。1Q、相手のパントリターンのミスを見逃さず、LB#5田中がエンドゾーンでボールをおさえ、TDを獲得する。2Qは両者無得点となり、迎えた3Q。WR#19竹本が約70ヤードのパントリターンTDを決める。スペシャルチームによる得点が続いたが、4QではランプレーによりTDを獲得。ディフェンスが堅い守りを見せたこともあり、23-0で完封勝利を収めた。続く中京大学戦、横浜国立大学戦、神戸学院大学戦でも勝利を収め、4連勝となった。中京大学、神戸学院大学には完封勝利し、横浜国立大学には52点の得点差をつけての勝利となった。このままの勢いで春シーズンを駆け抜けたい神戸大学。春シーズン5戦目は京都大学との国立対決であった。10-14で相手を追いかける形で迎えた3Q。RB#22渡辺のランによりTDを獲得し、17-14と逆転する。このまま逃げ切りたいところであったが、京都大学のTD、2回のFG成功で13点が追加され、17-27で敗戦した。続くエレコム神戸戦、関西学院大学戦でも試合の流れを掴み切ることができず、敗戦となった。これにより4勝3敗という結果で春シーズンを終えた。

秋シーズン初戦の対戦相手は、昨年惜しくも敗れた近畿大学。近畿大学のキックにより試合開始。WR#19竹本がキックオフリターンTDを決め、最高の秋シーズンの走り出しとなった。これに勢いづけられた神戸大学はその後も得点を重ね、32-6で勝利した。その後の第2節の関西大学、第3節の立命館大学に敗戦したことで日本一の目標は叶わないこととなった。しかし、レイバンズ2022が日本一を目指してきたことの証明をしようという主将寺川の言葉の通り、全員が勝利だけにこだわり、迎えた第4節の関西学院大学戦。2度のインターセプトやDL#8寺川、#65齋藤によるロスタックルなども見られたが、得点に繋げることができず、0-29で敗戦となった。続く第5節の甲南大学戦ではQB#11小川、RB#21井村のランプレーによるTDで14-0の完封勝利。最終戦は京都大学との対戦。4Q残り2分10秒で神戸大学がTDを決め、24-31と7点差に迫る。さらに、神戸大学が試合時間残り1分でゴール前5ヤードまで攻めこむなど最後まで拮抗する試合となった。しかし、得点に繋げることができず、惜しくも敗戦となった。

近畿大学、京都大学と並んで4位。抽選の結果としては、6位相当でシーズンを終えることとなった。

2021(令和3)年

前年の2020年は、世界的に流行したコロナウイルスの影響を大きく受けて多くの試合が中止となった。待ちに待った2年ぶりの春シーズン初戦は、龍谷大学との一戦であった。前半は3-14と点差をつけられた。しかし後半、DB#24平井のインターセプトにより流れを掴む。RB#43山口、#27森分、QB#9馬庭によるTD、さらにK#98小林のFGにより点を重ね27-21で勝利した。続くアズワンブラックイーグルスとの試合は敗戦し、春シーズンが終了した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で1ヶ月遅れて始まった秋シーズン。8チームを2つのブロックに分け、4チームでのリーグ戦を行った後、順位決定戦を行った。初戦の対戦相手は近畿大学。7-14で迎えた後半、LB#49二ノ丸のQBサック、K#98小林の46ヤードのFG成功などの活躍が見られたものの、逆転は叶わず敗戦となった。2戦目は桃山学院大学との対戦。ディフェンス陣がロスタックル、インターセプトでチームに勢いをもたらした。また、オフェンスはQB#9馬庭からWR#12橋本へのパスで3回のTDを、RB#22渡辺が2度のTDを決め35-14で勝利を収めた。3戦目は立命館大学との対戦。目標の日本一のためになんとしても勝ちたい一戦であった。しかし、立命館大学の強固なディフェンスに阻まれ、得点できないまま0-31と点差をつけられ、前半が終了。3Q開始直後QB#9馬庭からWR#19竹本へのロングパスが成功し、TD。その後も2度のTDを獲得するものの、点差を縮めることができず、21-45で敗戦に終わった。最終戦は同志社大学との一戦であった。相手を追いかける形で迎えた後半、QB#9馬庭、RB#27森分、#43山口のTD、K#98小林のFG成功により点を重ね、22-10で最終戦を勝利で終えることができた。この結果を受け、2021シーズンは5位という結果で幕を下ろした。

2020(令和2)年

前年度Div.1リーグ3位という成績を残したレイバンズ。この成績を超え、日本一になるために掲げたスローガンは「Move on」。「日本一の選手、スタッフの行動とは何か」を考え、実行することを”継続”し続けるという意味が込められている。

日本一に向け始動したレイバンズであったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、春シーズンは中止。秋シーズンもトーナメント形式で行われた。

日本一になるために、1つも負けが許されない中での初戦の相手は近畿大学。RB#34東瀬の2度のTD、K#98小林のFG成功により得点し、15-10で勝利を収めた。
第2節の相手は関西学院大学。序盤でリードを許したものの、第2QでTE#80戸澤がTD、DB#24平井がキックオフリターンTDを決め、食らいつく。しかし相手のディフェンスに苦しみ、逆転することはできず、14-35で敗北。絶対王者の力を見せつけられた。
最終戦の相手は前年度勝利を収めた関西大学。第1Qで2度のTDを決められ先制を許すも、第2QにRB#34東瀬がTDを決め、追い上げを見せる。しかし、後半に3度のTDを決められ、10-38で敗北。悔しい最終戦となった。

コロナ禍というイレギュラーなシーズンを無事戦い抜いたが、1勝2敗でトーナメント戦を終え、決勝に進むことは出来なかった。

(2021イヤーブック参照)