学内での練習時間の制限がなくなったり、全ての試合が有観客で行われるなど、新型コロナウイルスによる様々な規制が緩和された2022年。
春シーズン初戦は西南大学との対戦であった。1Q、相手のパントリターンのミスを見逃さず、LB#5田中がエンドゾーンでボールをおさえ、TDを獲得する。2Qは両者無得点となり、迎えた3Q。WR#19竹本が約70ヤードのパントリターンTDを決める。スペシャルチームによる得点が続いたが、4QではランプレーによりTDを獲得。ディフェンスが堅い守りを見せたこともあり、23-0で完封勝利を収めた。続く中京大学戦、横浜国立大学戦、神戸学院大学戦でも勝利を収め、4連勝となった。中京大学、神戸学院大学には完封勝利し、横浜国立大学には52点の得点差をつけての勝利となった。このままの勢いで春シーズンを駆け抜けたい神戸大学。春シーズン5戦目は京都大学との国立対決であった。10-14で相手を追いかける形で迎えた3Q。RB#22渡辺のランによりTDを獲得し、17-14と逆転する。このまま逃げ切りたいところであったが、京都大学のTD、2回のFG成功で13点が追加され、17-27で敗戦した。続くエレコム神戸戦、関西学院大学戦でも試合の流れを掴み切ることができず、敗戦となった。これにより4勝3敗という結果で春シーズンを終えた。
秋シーズン初戦の対戦相手は、昨年惜しくも敗れた近畿大学。近畿大学のキックにより試合開始。WR#19竹本がキックオフリターンTDを決め、最高の秋シーズンの走り出しとなった。これに勢いづけられた神戸大学はその後も得点を重ね、32-6で勝利した。その後の第2節の関西大学、第3節の立命館大学に敗戦したことで日本一の目標は叶わないこととなった。しかし、レイバンズ2022が日本一を目指してきたことの証明をしようという主将寺川の言葉の通り、全員が勝利だけにこだわり、迎えた第4節の関西学院大学戦。2度のインターセプトやDL#8寺川、#65齋藤によるロスタックルなども見られたが、得点に繋げることができず、0-29で敗戦となった。続く第5節の甲南大学戦ではQB#11小川、RB#21井村のランプレーによるTDで14-0の完封勝利。最終戦は京都大学との対戦。4Q残り2分10秒で神戸大学がTDを決め、24-31と7点差に迫る。さらに、神戸大学が試合時間残り1分でゴール前5ヤードまで攻めこむなど最後まで拮抗する試合となった。しかし、得点に繋げることができず、惜しくも敗戦となった。
近畿大学、京都大学と並んで4位。抽選の結果としては、6位相当でシーズンを終えることとなった。