レイバンズ後援会が発足したこの年。横浜国立大学との交流戦を定期戦に改め、現在のような東西交互開催となる。
京都大学や関西学院大学との力の差は歴然としていたが、目標はいつも「甲子園」であった。しかし、秋のリーグ戦の結果は同志社大学、大阪大学には勝利したものの、2勝5敗で7位。入れ替え戦出場となった。
入れ替え戦の相手は関西大学。入れ替え戦には負けるはずはないと思っていた。しかし、1部校の「誇り」がいつの間にか「慢心」となっていたのだろうか?
結果は敗北。「惨めな気分」「砂を噛んだかの気分」「空気までもが重たい感じ」……。
この試合は86年度のチームにとって本当に「心に残る試合」であった。
(レイバンズ30周年記念誌より抜粋)