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1996(平成8)年


 96年度4回生が入部した93年度は、関西4強の1校として華やかな舞台での試合の連続。しかし、2回生では入れ替え戦で同志社大学に敗退し2部に降格。3回生でも入れ替え戦で再び同志社大学に敗れ、1部昇格はならなかった。

チーム内に1部の強さ・速さ・華やかさを知る選手が年々少なくなる現実を目の当たりにし、「今年1部昇格できなければ万年2部リーグに居座ることになる」との危機感を募らせ、96年度の新チームが発足した。

 一方、国際文化学部グランドの傍らでは、神戸大OBの寄付によりクラブハウスが建築中であった。社会人コーチ・OB会・後援会の支援体制など1部に恥じない素晴らしい環境が整いつつある中、残されたのはチームの1部昇格だけであった。

 秋季リーグ戦は順当に連勝を続けるが、終盤にリーグ戦で敗戦。プレーオフでの逆転劇。入れ替え戦にやっとたどり着いた。相手は、積年の思いを晴らすため待ち焦がれていた同志社大学であった。

 12月8日。同志社大学の押しムードのゲーム展開。0対7とリードされて始まった後半第3Q、QBスニークでTDをあげた。7対7の同点で迎えた第4Q、再びTDを許すもTFPを防ぎ7対13.。第4Q、ハラハラドキドキの観客席とは対照的にフィールドでは虎視眈々と温存していたゲームプランが開花する時を待っていた。

4thダウンギャンブルもプラン通りに決め、残り1分50秒、RB#2上田のダイブで同点のTD。TFPも決まり14対13と逆転。

残り32秒から観客、選手が一体となってカウントダウン。
12月11日のクラブハウス竣工披露式に「1部昇格」の吉報をそえることができた。

(レイバンズ30周年記念誌より抜粋)



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