前年度Div.1リーグ3位という成績を残したレイバンズ。この成績を超え、日本一になるために掲げたスローガンは「Move on」。「日本一の選手、スタッフの行動とは何か」を考え、実行することを”継続”し続けるという意味が込められている。
日本一に向け始動したレイバンズであったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、春シーズンは中止。秋シーズンもトーナメント形式で行われた。
日本一になるために、1つも負けが許されない中での初戦の相手は近畿大学。RB#34東瀬の2度のTD、K#98小林のFG成功により得点し、15-10で勝利を収めた。
第2節の相手は関西学院大学。序盤でリードを許したものの、第2QでTE#80戸澤がTD、DB#24平井がキックオフリターンTDを決め、食らいつく。しかし相手のディフェンスに苦しみ、逆転することはできず、14-35で敗北。絶対王者の力を見せつけられた。
最終戦の相手は前年度勝利を収めた関西大学。第1Qで2度のTDを決められ先制を許すも、第2QにRB#34東瀬がTDを決め、追い上げを見せる。しかし、後半に3度のTDを決められ、10-38で敗北。悔しい最終戦となった。
コロナ禍というイレギュラーなシーズンを無事戦い抜いたが、1勝2敗でトーナメント戦を終え、決勝に進むことは出来なかった。
(2021イヤーブック参照)