卒部コメント第2弾は主務の田村優理です。
私は縁あって入学前からレイバンズの存在を知っており、神戸大学合格が決まってからはレイバンズで4年間を過ごそうと心に決めていました。新歓では部活の雰囲気にさらにひかれると同時に、いまだ行ったことの無い甲子園ボウル出場という夢を自分たちがいる4年間で必ず達成したいと強く思いました。しかし一回生の秋に21年ぶりの二部リーグ降格を経験し、この上ない無力さを感じました。その中でも一年間で1部リーグ復帰に導いてくださった17卒の先輩方、一部リーグでも勝てるということを証明してくださった18卒の先輩方には本当に感謝しています。
マネージャーとして過ごした4年間では、何度もマネージャーとして何をもってチームに貢献できているのかを見失って退部を考えることもありました。そんな中でもチームに引き留めてくださった先輩と苦しみを一緒に味わった同期マネージャーのおかげでここまで続けることができました。二部リーグ降格をきっかけに本格始動したリクルートチームとしては、マネージャーとしてチームの戦力向上に貢献するやりがいを強く感じることができました。主務になることが決まった2回生の冬からは、頑張らなければいけないという思いの一方で、自分に主務はできないとマイナスな方向に考えてしまうことも多くありました。この一年間は、主務としてチームを引っ張るにあたって自分の力量不足を痛感し、悩み、周りともうまくいかなかったりと苦しいことも多くありました。チームが日本一を目指す上でチームがより良い環境で練習・試合ができるよう努めてきたつもりではありますが、その中で沢山アドバイスを頂いた増田監督には本当に感謝しています。そして、チームを最前線で盛り上げ続けてくれた同期の選手、時にはぶつかり合いながらも悩みを共有してきた同期のスタッフ、そして1期生としてチームの為に全力を尽くしてくれた同期チアのみんなには感謝してもしきれないです。みんなと日本一を目指せて最高の1年間でした。本当にありがとう。
マネージャーの後輩へ。今年は4回生の人数も少なく、練習日時や予定の変更も急なことが多くて沢山迷惑をかけたと思います。その中でも嫌な顔一つせず一年間ついてきてくれてありがとう。みんなが頑張る姿を見ていつも気を引き締めていました。地道で地味な仕事が多い役割ですが、その一つ一つの積み重ねがチームを支え、チームが上を目指す基盤となります。このことを忘れず、これからも頑張ってください。
最後になりましたが、今年一年チームに関わってくださったコーチ、連盟関係者、OB・OG会、後援会、ファンクラブの皆様全ての方々に感謝申し上げます。至らぬ点も多く、ご迷惑をお掛けしたこともあったかと思いますが、皆さまから頂く叱咤激励や応援はとても心強いものでした。今後とも、神戸大学レイバンズを何卒宜しくお願い致します。
2019年度主務 田村優理