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卒部コメントvol.5 オフェンスリーダー 植村和真

卒部コメント第5弾。オフェンスからは、RB#24表祐樹、WR#25吉田絢一、WR#27藤村潤弥、TE#45植村和真、OL#59河島健三、WR#80波多野太一、以上の6名が卒部します。人一倍熱く、真摯にアメフトに向き合い、オフェンスユニットを率いたオフェンスリーダーの植村よりコメントをもらいました。

僕は中学生の時に初めてレイバンズの試合を観に行きました。小学校・中学校と真剣にスポーツに取り組んでいなかった僕ですが、初めてレイバンズの試合を観た時に、アメフトのコンタクトの激しさや、ビッグプレーが起きた時のスタンドの盛り上がりにとても魅力を感じて、アメフトをやりたいと決意しました。そしていつしか、選手が一体となって熱く勝ちを目指すレイバンズに強く惹かれるようになっていました。
レイバンズでアメフトがしたい一心で受験を乗り越え、入部することができた時から約4年間、辛い事・しんどい事も多々ありましたが、振り返ればあっという間だったというのが正直な感想です。1回生の時はスナッパーとして初めて試合に出て、プレッシャーの中で成功だけでなく失敗も経験しました。2回生の時はオフェンスのメンバーとして試合に出たいという気持ちを抱きつつ、フィジカル・技術等全てにおいて先輩方に及ばずに試合に出られず、悔しい経験をしました。3回生の時は、希望したポジションにコンバートしたものの肉離れ等の怪我を繰り返し、秋も大きな怪我をして何もプレーで貢献できませんでした。そしてチームは2部に降格し、非常に惨めな思いをしました。
そんな惨めさから、自分とオフェンスを変えなければならないという思いで未熟ながらオフェンスリーダーに就任した今年、なかなかオフェンスが出ない時や、自分のプレーが上手くいかない時など、悩みや苦しみを常に抱えながらの1年間でした。しかし、どんな時でも横には同じように辛い思いをしながら歯をくいしばって頑張る同期や後輩がいたので、最後までやり遂げることができました。特にこの1年自分たちで考えてチームやユニットを作る癖をつけて下さったコーチ陣、ストイックでキャラクターが濃い人間が多い同期、未熟だった自分を指導して下さった先輩方、チームのために強くなろうと自発的に行動できる頼もしい後輩達、ほとんど1日中チームのために作業して分析やオフェンスの仕事をしてくれたAS、色々な所を痛めていた僕が最大のパフォーマンスを出せるように毎日テーピングやケアを行ってくれたTR、いつもビデオを撮るだけでなくチームの活動が円滑に進むように動いてくれたMGRと、全てのチームメイトに対して感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてこの1年間共に頑張ってきたオフェンスの後輩の2回生・3回生には能力がある選手が揃っていると思うので、常に高いところを目指して厳しくお互いを高め合い、1部リーグで通用するオフェンスを作りあげてくれることを楽しみにしています。
最後になりましたが、どんな時でもご支援・ご声援を下さった保護者の方々・OBOGの方々・後援会やファンクラブの方々、4年間本当にありがとうございました。皆様方からのお力添えをいただいて、レイバンズはこれまでもこれからも活動していく事ができます。僕自身大好きなこのチームを一生応援していく所存ではございますが、皆様方も変わらぬご支援・ご声援のほどよろしくお願い致します。
2017年度オフェンスリーダー TE#45 植村和真



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