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卒部コメント vol.1 主将 遠藤颯

本日から1月初旬まで、先日の入替戦で引退した4回生からのコメントをお送りしてまいります。
記念すべき第一弾を飾るのは、主将として、一選手として、常にチームを牽引し続けたDL#5 遠藤颯です。

一年間、ご支援ご声援ありがとうございました。17年度主将の遠藤です。皆様のご支援のおかげで、一部復帰が達成できました。本当にありがとうございました。
今年一年間、自分が入学した時に思い描いていたこととは全く違う一年間でした。やりがいを見つけ出すことが難しく、常に一番のモチベーションは去年二部に落とした責任感だけでした。
勝つか負けるか、相手との一対一に緊張感があり、観客がたくさんいて、勝てば充実感を得られる。そんな舞台で勝負していくことが僕が本来思い描いていたことです。
僕たちは経験することができませんでしたが、来年このチームはそのような舞台で戦っていくことができます。心の底から羨ましく思います。後輩たちには一部で戦っていける幸せを感じながら、一部にいることだけで満足せず、一部で勝てるチームになることを目指してやっていってほしいです。
今年一年間しんどい中よく頑張ったと褒めてくださる方がたくさんいますが、本当にしんどいのはここからです。二部で勝つことと一部で勝つことはレベルが違います。天と地の差です。今年より何倍もしんどいはずです。しかし、やりがい、勝った時の嬉しさもまた違います。二部で活躍したところで誰も注目しませんが、一部となるとアメフトに関わりのある人全てが注目します。一度の勝利で得られる満足感は今年の入れ替え戦よりも大きいと思います。常に目標は高く、下を見て満足することなく、上に勝つことだけを考えて一年間を過ごしてください。入れ替え戦を通して感じた通り、一部でも下位校は二部とレベルが変わりません。そこに勝って満足していては神戸はただ一部にいるチームで終わります。そうではなく、関学、立命、関大を倒すチーム、そういうチームになっていってほしいと思います。ひたすら努力して上手くなってください。チームで一番上手くなったら次に見るのは上位校の選手。本当にそこに勝てるレベルか。そういう高いレベルでフットボールに取り組んでいってください。神戸大学RAVENSのこれからの活躍を祈っています。
最後に、僕がフットボールをする上で関わってくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。四年間、本当にありがとうございました。

2017年度主将 DL#5 遠藤颯



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