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卒部コメント vol.12 TR 新美綾乃

卒部コメント第十二弾。今回TRからは新美綾乃、石井美那、静岡実咲、中川瑞樹、横田美峰の五人が卒部します。今回は代表して、いつも選手のことを一番に考え、素敵な笑顔でみんなを癒してきたチーフTRの新美からコメントをもらいました。



  大学生活四年間を懸けられることをしたいと思い、アメフト部に入部しました。下回生のときはスタッフとしての存在意義に悩み、上回生になるにつれて任される仕事の責任の重さや影響力に圧倒され、常に霧の中を手探りで進んだ四年間でした。そのような中、四年間続けてこれたのは、迷った時に道を示してくれる先輩方、一緒に悩み助け合った同期、ついてきてくれた後輩がいたからです。多くの人に恵まれ、自分は幸せ者だと感じています。四年間は非常に濃い時間で、負ける悔しさ、勝った時の嬉しさ、全員でチームをつくりあげる高揚感、レイバンズで全てを経験させてもらいました。この多くの経験をさせてもらったレイバンズを二部降格という結果しか残せられなかったことに、後悔しかありません。この悔しさを忘れることなく、これからはOGとして責務を全うしようと思っています。
  後輩のみんなへ。この一年ついてきてくれて本当にありがとう、一部という舞台に残してあげられなくてごめん。これからしんどいことがたくさんあると思うけど、みんなには、正しいことはなにか、全ての物事をするにあたってなぜそれをしなければならないのか、常に考えて自分の中で納得した上で行動してほしいです。字面でみると簡単なことにみえるけれど、実際やらなければならないことが目の前に現れた時にやりきるためにはこのプロセスが必要不可欠です。学年、選手スタッフ関係なく、全員が勝つために何が必要なのか、今自分が何をすべきなのかを考えて実行するチームこそ勝てるチームだと思うので、時にぶつかりながらも全員でチームを作り上げてください。みんななら最高のチームを作ると信じています。
  最後になりましたが、応援してくださった後援会、保護者、ファンの皆様、四年間本当にありがとうございました。多くのご声援やご指導、寄付の数々に常に助けられ、私たちは四年間やりきることができました。アメフトの練習がこの一年不自由なくできたのも皆様の応援があってこそです。勝利で恩返しできなかったことが心残りですが、後輩たちが勝利を魅せてくれると思いますので、これからも変わらぬご声援をどうぞよろしくお願い致します。

2016年度TR 新美綾乃



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