卒部コメント第十三弾。MGRユニットからは遠藤里衣奈、永田紗希、平通奈実、吉田絵里奈が卒部します。チームのことを常に考え、支え続けた主務・遠藤からのコメントです。
いつもレイバンズに多大なるご支援とご声援を頂き、誠にありがとうございます。今年度主務を務めました遠藤です。この一年間は主務という立場上、たくさんの方々とお話しする機会がありました。その方がレイバンズとどの様に関わってこられたのか、レイバンズに対する想いをお聞きするたびに、期待に応えたい、応えなければと思っていました。ですので、このような結果に終わってしまったことを申し訳なく思うばかりです。ただあんなに多くのOB・OG、後援会、ファンクラブの方々に応援していただけたことを、本当に嬉しく思います。入れ替え戦が終わり、整列した時にサイドラインから見たスタンドの景色を、一生忘れることはありません。一年間、結果の出ない試合ばかりでしたが、会場での熱い声援、MIP投票で温かいコメント、お米を初めとするたくさんの寄付を頂戴しましたこと、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
レイバンズは来年二部で戦います。現役は誰も経験したことのない、今までと全く異なる環境で勝ち続けなければいけません。その時に、皆様からの変わらぬ応援がチームにパワーを与えます。現役は今まで以上に必死に勝利に向かって取り組んでくれます。私に言う資格はないかもしれませんが、今後ともレイバンズに変わらぬご支援、ご声援をどうかよろしくお願い申し上げます。
この四年間を振り返って思うのは、たくさんの人に支えてもらったおかげで続けることができた四年間だった、と言うことです。新歓の雰囲気の良さに惹かれて入部しましたが、アメフトのこともチームのこともよくわからず練習もハードで、事務仕事もチームのためになっているのか自信がない期間があり、部活に対して前向きに取り組めなくなったこともありました。気づけば最初九人いた同回マネージャーは四人に減っていました。それでも続けてこれたのは、私の悩みを理解して、こまめに気遣ってくれた先輩方がいたからです。マネージャーユニットに必要な存在だと何度も言ってくれたからです。その先輩方が引退される時に、「私達もあの人たちみたいに仲間に囲まれて笑って卒業したい」と思い、それが次の一年のモチベーションになりました。
四回生になり、主務として遠征や合宿などのイベントや試合運営の調整に走り回る一年でしたが、OB・OG、後援会、大学関係者、連盟関係者並びに関わってくださった全ての方々のおかげで、何とか終えることができました。心より御礼申し上げます。また私が主務の仕事に専念できたのも、同回マネージャーの三人がいてマネージャーの仕事の根っこを支えてくれていたからです。笑って引退はできなかったけれど、この同期に巡り合えたことが大学生活の中で一番の収穫で、何よりの宝物です。
しかし結果として二部降格になってしまったことには、不甲斐なさと情けなさでいっぱいです。できるならもう一年やりたいけれど、それは叶わないことなので、これからはOGとしてできる限りのサポートをしていくしかありません。この悔しさも辛さも悲しさも、全てパワーの源にして、これからの社会人生活を送っていきたいと思います。
最後に後輩のみんなへ。一年間ついてきてくれて本当にありがとう。厳しいことや無理を言ったこともたくさんあったのに、四回生が、幹部が考えたことなら、と従ってくれてありがとう。それなのに一部で戦わせてあげられる環境も残せず、本当にごめんなさい。謝っても謝りきれないです。目標が達成できるまで、最後まで応援し続けます。みんなが後悔ないシーズンを送り、仲間と一緒に笑って引退できることを心から願っています。
2016年度主務 遠藤里衣奈