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2015 卒部コメント vol.4 副将 林裕大

卒部コメント第四弾は、副将としてチームをまとめ、試合では数々のビッグプレーを魅せてくれた林にコメントをもらいました。

2015年度副将を務めました、DB #2の林 裕大です。

・レイバンズでの4年
 非常に長く濃い4年間でした。スタメンとして試合に出場するようになるものの、フィールド内のリーダーであるSFとして、他のポジションの上回生をうまく動かせず苦悩した2回生。自分の1プレイの活躍で試合の流れを掴み勝利を掴んだ京大戦や、対照的に自分の1プレイのミスで相手に流れを掴まれ敗北した近大戦といった、改めてSFというポジションを任されている重みを知った3回生。どちらも非常に前のことに感じます。それくらい副将として過ごした4回生の1年間は長いものでした。チーム体制や環境が大きく変わり、そこに適応していくと同時に勝つためにはどうしたらいいかを考える。その考えを他の部員に発信し、修正をしながら共有し、チーム全体に伝える。簡単なことではなく、日々苦悩しました。衝突もありました。しかしそうしたときに救いの手を差し伸べ、支え、助けてくれるのも共に戦う部員であり、自分が副将として堂々と振る舞うことが出来たのも周りの支えがあったからであり、自分が幸せ者であるということを感じさせられた1年間でした。
 最後にこうした濃い4年間を過ごすことが出来たのは、高校2年の冬に当時のレイバンズが関西大倉のグランドに合同練習に来てくださり、その時に萬谷さんに声をかけてもらったからであり、それが全ての始まりでした。そうした縁に感謝し、締めさせていただきます。

・現役のみんなへ
 今年は大きな変動の年で、下回生に多く助けられたシーズンでした。感謝の気持ちでいっぱいです。ただ2年続けて3勝止まりであるということはちゃんと受け止めてほしいです。今年敗れた上位4校はいずれも日本一を目指し、それに見合う取り組みをしています。そのことは常に意識してほしいです。勝ち越し、あるいはもっと高い目標を達成するにはこうした上位4校の最低1つを落とさないことには達成できません。故にアメフト経験者やアスリートの少ないレイバンズは日本一の取り組みをしないことには次のステップに進むことはできません。環境も整い、格段に練習量も増えましたが、それだけでは勝てません。そのことを部員全員が理解し、どうしたら勝てるかを考え、行動に移すことから始めてください。
がんばれレイバンズ!!

・応援してくださった方々へ
 いつもご支援、ご声援ありがとうございます。試合ではスタンドは席が埋め尽くされる程に多くの方が会場に足を運んでいただき、現役部員以上の盛り上がりで応援していただき、一緒に戦っているようでした。また試合でのMIP投票や寄附とともに送られてくるメッセージの中でも叱咤激励を下さり、それが私たちの力となりました。このように現役部員と応援してくださっている方々の距離が非常に近いことはレイバンズならではのことであり、強みだと思います。こうしたご支援、ご声援をしてくださる方が多くいてくださって初めてレイバンズという組織が成り立っているということを部員全員が再認識し、レイバンズは現状に満足することなく、さらなる高みを目指していきますので、これからも変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願いします。

林 裕大



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