卒部コメントvol.7ではFBパートーリーダー、ランリーダーとして様々な面で活躍したFB#36大麻にコメントをもらいました。
レイバンズで過ごした四年間
中学,高校,大学と部活動をしてきましたが、レイバンズでの活動はその中で最も密度の濃いものでした。特に最後の年はランリーダーとして一つのユニットをまとめる立場となり、やっている時は時間が足りないと思う日々が続きましたが、引退した今、振り返ってみるとあっという間に過ぎたと感じる濃縮された一年だったと思います。春シーズンが始まってから得点力不足が続き、その一番の原因はランプレーを出すことができないことであったので、どうすればランが出るのか、そのために自分がすべきことは何なのかを考える毎日でした。
そんな一年の中、最も印象に残っているのは龍谷戦の最初のドライブです。龍谷戦は前節の近大戦で、ランプレーであと1ヤードがとれなかったのが負けに繋がり、自分達の取り組みの足りなさを見つめ直して臨んだ一戦でした。その最初のドライブでランプレーでロングドライブをして得点することができたのは本当にうれしかったです。
現役生のみんなへ
新チームになってから、ディフェンスやパスチームの人には負担をかけてしまい、何よりランチームの後輩達にはずっと悔しい思いをさせてしまいました。そうした状況でも最後までついてきてくれたことに感謝しています。今年は例年以上に下回生が活躍する場面が多く頼もしかったです。自信を持ってこれからも取り組んでいってください。しかし、その自信と同じぐらい危機感も持ってほしいと思います。多くの試合で1プレー の重さを感じましたし、最上回生となって時間が有限であり、少しでもロスするとそれがそのまま悪い結果に繋がることも知りました。勝つためにはどうするべきかを常に考え、1日1日の取り組みや1プレー1プレーにかける気持ちを大事にしてほしいと思います。
応援してくださった方々へ
試合会場での声援,寄付や差し入れ,HPへのコメントなど様々な形で後援会,ファンクラブ,保護者,OBの方々の応援に支えられた四年間でした。特にこの一年間は応援してくださる方の温かい言葉、厳しい言葉を聞く機会が増え、こんなにも応援していただいているんだと感じることが多かったです。また、高校,大学に通わせてもらい、7年間アメフトを続けさせてもらった両親にも本当に感謝しています。
引退した今、あらためて多くの人々に支えられてアメフトをやってこれたのだと実感しています。ありがとうございました。
これからも変わらぬレイバンズへのご支援、ご声援よろしくお願いします。