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2015 卒部コメント vol.11 TR 加藤華名子

卒部コメント第11弾!
選手が怪我なく、より強くなれるよう様々な面からチームをサポートしてくれたトレーナー。
今回は代表してチーフトレーナーの加藤からコメントをもらいました!

いつも多大なるご支援、ご声援ありがとうございます。2015年度チーフトレーナーを務めさせていただきました、加藤華名子です。
引退してから約1ヶ月が経ちましたが、レイバンズで過ごした4年間は、今、思い返せば長いようでとても短く、そして人生の中で経験したことのないくらい濃い4年間となりました。
アメフトの存在すらあまり知らなかった私は、レイバンズは楽しそうで賑やかな部活だなと感じ、直感で入部を決意しました。入部当時は新しいことの連続でした。優しく時には厳しい先輩方や、ストレングスコーチの方々に、トレーナーとして、テーピング技術をはじめ解剖学、栄養学、トレーニング、サイドラインでの動きなど、たくさんのことを指導して下さいました。マイペースでテキパキと動くことが出来なくて、先輩方にたくさん注意をされ、もっと出来たいのに出来ない自分に葛藤したり、と辛い時期もありました。
4回生になって、チーフトレーナーとして、また個人だけではなくチーム全体を見て動かなければならない存在として、勝つために私がすべきことは何かと、常に考える毎日でした。今年はグラウンドが人工芝になり、トレーニングルームにはたくさんの新しいマシーンが増え、ファイニーズさんと合同でクラブハウスを使用することになり、と大きく環境が変化した年でした。土から人工芝グラウンドになることで、選手の身体への負担が増えることを考慮して、ウォーミングアップやウエイトトレーニングの内容を工夫したり、練習前後の身体のケアを徹底したりと、積極的に選手やチームに継続性のある働きかけをしてきました。また、トレーナーの後輩は頼り甲斐のある子達ばかりで、彼女達が自由に動けるような環境にすることもチーフの仕事だと思い活動してきました。
今シーズンの結果としては3勝4敗で、目標としていた「勝ち越しAクラス」を果たすことが出来ず、とても悔しい思いをしました。その中でも、京都大学戦は一生忘れられない試合となりました。1点の重みを感じた試合で、私達が「最後まで必ずやりきる」と念頭に置いて徹底してやってきた取り組みも、まだまだ甘かったのだと痛感しました。しかし、最後の龍谷戦では勝って笑顔でシーズンを終えることが出来て、とても嬉しかったです。

後輩たちへ
人数や経験者が少ないレイバンズは、選手の身体のコンディション調整が必要不可欠です。万全でない状態でも、練習や試合に出場させなければならないことも多々あります。その中で、トレーナー1人1人が自分は今何をすべきか、選手に対してどのような関わりをしていくべきかたくさん考え、悩み、悔いのない日々を送って下さい。今年からアスレチックトレーナーのコーチも来て下さったことによって、選手自身が練習前後の身体ケアの重要性に気付くことが出来たと思います。新しいシーズンになっても、是非ともこの取り組みを続けて欲しいです。みんなは出来る子達ばかりなので、チーム一丸となって、引き続き選手をサポートしていって下さい。

応援して下さった方々へ
いつも試合に足を運んでくださり、力強い応援ありがとうございました。私達スタッフは選手を見守り支えることしか出来ませんが、皆様の力強い応援によって、選手も日々奮起してアメフトが出来たのだと感じております。また、お米をはじめ、今年からはテーピングやOS-1のご寄付も賜り、とても助かりました。特にテーピングは日々使うものなので、選手もとても喜んで使用させていただいておりました。感謝の気持ちでいっぱいです。皆様の期待に応えられるよう、後輩たちも奮起してくれると思うので、引き続きレイバンズの応援をお願い致します。
最後になりましたが、レイバンズの入部を認めてくれて、保健学科キャンパスの近くではなく、部活に行きやすいように国文キャンパスの近くに下宿をさせてくれて、身体的にも精神的にも、経済面も支えてくれた両親と、いつも一緒にいて、私がチーフとして活動出来るよう支え続けてくれた同回のトレーナー2人に、心から感謝申し上げます。
4年間、本当にありがとうございました。



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