卒部コメント第11弾は、選手を影から支え続けたTRです!
選手が私立の体格の恵まれた選手とでも当たり負けしないようフィジカルアップに努め、
テーピングやマッサージをすることで選手の怪我の防止にもつなげる。
厳しく、しかし温かく私たちを見守り続けてくれたTRユニット(木村、中川、中原、西羅)から、木村汐里にコメントをいただきました。
2014年度チーフトレーナーを務めさせていただきました、木村です。昨シーズンは暖かいご支援、ご声援ありがとうございました。
引退してちょうど一月が経ちましたが、レイバンズでの日々を思い返すと、とても懐かしく感じます。トレーナーとして活動していく中で、自ら考えて行動することの大切さ、人を支えることの難しさや喜び、チーム一体となって目標に向かって取り組めることの幸せなど、たくさんのことを学び、経験しました。
最終学年の1年は、チーフトレーナーとして、また、チームの幹部として、どのようなトレーナーユニットをつくり上げればよいのか、自分はチームのために何をすべきなのかと日々思い悩み、模索しながら過ごしていました。 トレーナーは選手やチームをサポート
する立場にあるので、努力や行動がそのまま目に見えて結果に結びつくことは少なく、なかなか思うようにいかずに苦しい時期もありました。それでも、選手のフィジカルが向上したり怪我を減らすことができたりと、嬉しい成果を上げることもでき、大きなやりがいを感じることができました。
後輩たちには、私たちが達成できなかった目標をぜひ達成し、良い結果を残してほしいと思っています。来年はチームや環境が大きく変わる年になるかと思いますが、トレーナーは選手をサポートすることが一番の役割であり、そのために何ができるのかを考え、より良いサポート体制をつくっていってほしいと思います。みんなの成長を楽しみにしています。
最後になりましたが、両親を始め、コーチ、OB、後援会、ファンクラブなどこれまで支えてくださった方々には本当に感謝しています。たくさんの方々の存在や支えがなければレイバンズという組織は成り立ちませんし、私自身もこんなにも一つのことに真剣に打ち込み、最後までやり遂げることはできなかったと思います。4年間貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。今後もこのチームに、変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願い致します。
2014年度 チーフトレーナー 木村 汐里