「守るな、攻めろ」の軌跡、第一弾は主将の梅本。
圧倒的な存在感で2011RAVENSを引っ張っていってくれた。
チームの大黒柱としてチームをまとめ、そしてチームを盛り上げてくれた。
そんな彼だからこそ、RAVENSへの思いも人一倍だろう。
4年間を振り返って、RAVENSとはどんな存在だったか聞くと、
「RAVENSは勝たなあかん、うまくならなあかんチーム。
4回になって、絶対に勝たなあかん組織にいるんやと思ったけど、
関学や立命の選手は1回の時からそう考えてるから強いんやろな。
勝つことに積極的にならな。
だから現役生にも、やらされるんじゃなく勝つことを意識して欲しい。
そのためには視野を広く持って、もっと周りを見るべき。
チームメイトや応援してくれる人を見るのはもちろんやけど、
ファンの方や他のチームのサイトとか、YEAR BOOKとかも見て
考え方とか意識とかもっと知ってほしい。いろんなこと気づけるから。」
と、答えてくれた。
また、印象に残った試合として、2011秋の甲南戦を挙げた。
「内容はひどかったけど、ほんまにみんなが一体となって勝てた。
下手くそなりにもみんなで頑張って勝てて良かった。」
最後に、梅本にとってのファンの方々の存在を聞いた。
「4回になって、今まで以上にファンの方々のことを意識するようになった。
春も勝てなくて、秋の始めの方も負けてばっかやったのに
ずっと応援してくれてて、本当に支えになった。
負けたら申し訳ないし、辛いことも言われるけど、
やっぱりそれもあるから強くなれるんかな。
これから先、社会人になってもその応援の凄さに気づかされるんやろな。
本当に感謝してます。」
終始、「視野を広く持つこと」「勝ちにこだわること」を強く主張し、
今後のRAVENSについても考える梅本。
引退してもなお、RAVENSにとっては大きな存在であることは間違いない。