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#90 福島正真(DL)

“草フット界のハニカミ王子”として入部した彼も、もう4回生。アメフト歴は7年になる。将来は船乗り、という、海とアメフトをこよなく愛する福島の今の想いを聞いた。

4年間を振り返ると「ほんまに早かった。あっという間で、気付いたらラストシーズンやし、もう3戦目。残り2ヶ月はもっともっと濃くしたい。」と語ってくれた。彼が4年間過ごしたDLパートは「やる時はやる、楽しむ時は楽しむ」といったように切り替えがしっかりしているそうだ。「自由やけど、やる時はやる!っていう雰囲気。良い先輩ばかりで、本当にDLで良かった」と笑顔を見せた。人数が少ないパートではあるが、とても充実した毎日が過ごせているらしい。

そんな福島は、実家から大学へ通っている。毎日が終電との闘いだそうだ。熱心に応援してくれる家族に対しては「いつもお世話になっています。引退まであと2ヶ月、卒業まであと半年やけど、これからもよろしくお願いします。」と恥ずかしそうにメッセージを残してくれた。また、誰もが知っているほど甥っ子が大好きで、写メや動画でいつも癒されているらしく「可愛くてしかたない」と、アメフトに向かう表情とはまた違った一面が見られた。

ここで前節、関大戦を振り返ると「ディフェンス全体が浮き足立っていた。DLはその中で落ち着いて、良い雰囲気つくっていくべきやったのに、それができなかった。」個人的には「深読みしすぎて、自分の動きができなかった。もっと素直にプレーできたらよかったのに。関大OLにも結構やられてしまってRunを出されてしまったし・・・あかんかったな。」と悔しそうな表情に。そして「だからこそ、同志社戦はOL圧倒して、Runを止める!Passラッシュかける!勝ちます!」と、関大戦での悔しさを同志社戦に思い切りぶつけるという熱い気持ちを語ってくれた。

 

4年間で印象に残る場面は「2007年同志社戦の荒谷さん(旧#90)のファンブルフォース。あれはほんまにすごかった」。今年の同志社戦では、同じ#90を背負う福島がフィールド大暴れしてくれるだろう。

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