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卒部コメント vol.7 キックリーダー 中村慎一郎

卒部コメント第7弾は、キックリーダーのAS中村慎一郎です!!

・4年間を振り返って
振り返ってみると、私がRavensで過ごした4年間は入学前に思い描いていた姿とは大きく異なったものでした。私は関西のDiv.1のフィールドで活躍することを夢見て入学・入部しました。しかし度々怪我に悩まされ、そして最後も怪我のため、選手ではなくスタッフとして日本一を目指す決断をしました。何もできなかった1回生、キッキングを中心に試合に出させてもらった2回生、度重なる怪我に悩まされた3回生、キックリーダーとして懸命にもがいた4回生。日本一という目標を達成することができず悔しくはありますが、たくさんの人達の支えのおかげで充実した4年間でした。特に最後の1年は、自分がフィールドでプレーすることができない事にもどかしさを常に感じながら、理想とするキッキングチームを目指してきました。様々な取り組みを行う中で成功したこと、失敗したこと、色々ありましたが試合でキッキングチームがナイスプレーをすることが一番嬉しく、やりがいを感じた瞬間でした。

・現役のみんなへ
現役のみんなに伝えたいことは3つあります。1つ目は与えられている時間は皆平等であるということです。自分たちが練習しているときは当然、強豪校も練習しています。同じ時間を与えられた中で彼らを追い越すためには、彼らが踏みとどまる1歩、2歩先まで攻め続ける必要があると思います。リスクを恐れず、挑戦し続けてほしいと思います。2つ目はキッキングについてです。強豪校に勝つためにはキッキングで優っていることが必要不可欠だと考えています。そして、キッキングで特に大切なことは「激しさ」と「泥臭さ」です。みんながどの強豪校よりも激しく、泥臭いプレーで圧倒する姿を心から楽しみにしています。最後3つ目は、1年間本当にありがとうございました。みんなの良いプレーを見るときやキッキングについて話すときはもちろん、みんなの何気ない雑談の中にキッキングの話題が出ている事を耳にするたびにとても嬉しい気持ちになりました。キックリーダーとして頑張れたのはみんなの支えがあったからです。本当にありがとう。大変な道のりには違いありませんが、私たちが成し遂げることができなかった日本一をどうか成し遂げてください。OBとしてみんなのことをずっと応援しています。

・応援してくださった方々へ
1年間多大なるご支援・ご声援ありがとうございました。悪天候にも関わらず会場に足を運んでくださる方々や、中継で試合を見てくださる方々の存在がとても励みになっていました。たくさんのご支援や温かいご声援をいただく度に、本当に多くの人に支えられていることを実感しておりました。今年は目標としていた日本一を達成することはできませんでしたが、この悔しさを糧に後輩たちが必ずや日本一を成し遂げてくれると信じています。Ravensに今後とも変わらぬご支援・ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

卒部コメント vol.6 ディフェンスリーダー 齋藤将希

卒部コメント第6弾は、ディフェンスリーダー齋藤将希です!

・4年間を振り返って
強豪私立を倒して甲子園ボウルを制覇する。
この想いから僕のレイバンズでの4年間が始まりました。僕の目標は日本代表になることだったので、1回生から試合で活躍しなければならないと考え、上回生の練習に必死についていっていました。しかし、秋シーズン第2節で左膝を怪我してしまい、練習漬けの日々から一転、入院とリハビリの日々が始まりました。退院する頃には、コロナにより部活動停止となっていたので、約1年間は病院でリハビリし、ジムで筋トレをする毎日でした。やっと復帰した2回生の秋シーズンでは最終節で右膝を怪我してしまい、再び入院とリハビリの日々が半年以上続きました。膝の怪我が治らず、3.4回生になっても少しの練習でさえ悪化する状態だったので、ずっとリハビリを続けながらアメフトをしていました。膝のせいでイメージ通り動けない、まともな練習すらできない、しかし怪我のせいにしたくはない、という葛藤が常にありました。そして最後のシーズンは1回生、それより前の高校生の時から望んでいた甲子園制覇という目標を達成することができず、何の結果も残せずに終わってしまいました。何も成せなかったなというのが引退した今の僕の正直な思いです。

・現役のみんなへ
みんなにはなぜ自分がアメフトをしているのか考え、どんな状況でも折れることのない1本の芯を持っていてほしいです。怪我でアメフトができない、ミーティングで時間がない、練習が辛い・しんどい、アメフトをしていく上で色んな状況があると思います。そんな時自分の中に1本芯が通っていれば、どんな状況にあってもそこから目標に少しでも近づける選択をすることができると思います。そうして強くなるため、勝つために1日1日を過ごしていれば、その日々が必ずみんなの糧となり、力となるはずです。関学・立命・関大などが強豪校と呼ばれる所以は全員が勝つためにここを当たり前にすることができているからだと思います。そんな強豪校でもシーズンが始まれば、勝者である関学と敗者であるその他に分かれてしまいます。もちろんみんなが目指しているのは前者だと思うので、常に関学やどこのチームよりも自分達は努力することができているかを問いかけ続けてください。自信を持って「はい」と言えないのであれば、努力量をさらに増やす、もしくは努力の仕方を変えなければなりません。従来のレイバンズのやり方では日本一になることができていないので、根本から変えて強い勝てるチームを作り上げてください。応援しています。
今までありがとう。

・応援してくださった方へ
最後になりましたが、沢山のご支援、ご声援をいただき、ありがとうございました。思い通りにいくことの方が少ない4年間でしたが、皆様に応援していただき、4年間最後までレイバンズでフットボールをすることができたことは生涯の財産です。高校の時、グラウンドは土でジムもない環境でアメフトをしていたので、神戸大学の毎日芝のグラウンドで練習でき、隣にはジムもクラブハウスもある最高の環境でアメフトをできたことはすごくありがたかったです。4年間本当にありがとうございました。後輩達が日本一になれるよう、これからも変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願いします。

卒部コメント vol.5 オフェンスリーダー 小川滉太

卒部コメント第5弾は、オフェンスリーダー小川滉太です!!

・4年間振り返って
高校から憧れていたレイバンズに入ってプレーできたことは本当に幸せなことでした。高校時はとにかくアメフトが楽しかった思い出がありますが、大学ではアメフトの奥深さ、面白さ、勝つことの難しさ、色々なことを学ぶことができました。高校では誰も教えてくれなかったQBのスキル、戦術、なにもかもが新鮮で引退するまでも勉強の日々でした。
4年生になりオフェンスリーダーとして過ごした1年はチームのことだけでなく、QBとしても日本一のレベルに成長しないといけない中で色々なことに悩みながら過ごした1年だったと思います。その中で自分のモチベーションになっていたのは、同じくチームを作ってきた同期や後輩の努力を無駄にはできない、コーチや支えてくれる方々へ結果で返したい、という思いです。自分だけではやり抜けなかった4年間。本当にありがとうございました。自分としては思うようにいかなかった試合が多かったですが、最後の試合が終わり色々な方から感動したと言ってもらえて少し報われた気もしました。最後までこのチームで闘えてよかったと心から思います。

・現役のみんなへ
頼りないリーダーだったとは思うけどついてきてくれて、チームを支えてくれてありがとう。特にTR、SC、MGR、AS 本当にチームを支えてくれてありがとう。チームを日本一に導くリーダー、QBになれなかったこと、本当に申し訳なく思っています。QBとして自分がもっと上手かったらなとか、もっと勝負強かったらなとか、必死にやってくれたみんなに対して悔しい思いです。来年はそんなことを思う人がいなくなって欲しいし、逆にそんなことを思うくらい自分の普段の生活や練習に責任を持って取り組んで欲しいとも思います。Div.1という舞台でアメフトができることは本当に幸せです。活躍すれば全国のアメフト好きから注目されます。関学や立命に勝って日本一になれば人生が変わるだろうし、そこでキープレーヤーになれば一躍有名人です。学年関係なく全員がチームのために考えて行動できれば、必ず最後には良い結果が待っていると思います。いい文化を自分たちの手で作り上げて、目標を達成できる強いレイバンズを作ってください。めちゃくちゃ応援しています!

・応援してくださった方々へ
私たちが4年間アメフトに力を精一杯捧げることができたのは、支援してくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございました。自分たちのプレーで少しでも元気をもらったり、新しいファンの方が増えてくれていたらとても嬉しいです。僕自身、自分が会場に入りたくさんの応援してくれる方が見えた時は気合がいつも以上に入りますし、やってやろうという気持ちになります。そう思う部員も多いはずです。これからも是非会場に足を運んでいただきレイバンズを応援してくださると嬉しいです。
また、今年から復活した寄付のお米の練習後のおにぎりで、みんな大きくなったと思います!これからもレイバンズの部員を大きくしてあげてください!
これからは僕もOBとしてレイバンズを強くできるように支えていきたいと思います。本当にありがとうございました。

卒部コメント vol.4 チーフTR 工藤綾子

卒部コメント第4弾は、チーフTRの工藤綾子です!

・4年間を振り返って
なにがきっかけで入部したのか、決定打は正直覚えていません。ただ、アメフト部のトレーナーになる事を地元の友達に伝えると「向いてないから辞めといた方がいい」と全員に言われた事を今でも鮮明に覚えています。その言葉がきっかけで友人達の気持ちとは裏腹に、入ったからには絶対にやりきろうと決意しました。
入部してからはアメフトのかっこよさに魅了され、毎日部活に行くのが楽しみでした。テーピングのテストに苦戦し嘆いていた日々や、自分の考えたメニューを選手が実践してくれて喜んでいた日々が懐かしいです。3回生ではフレッシュマンの教育係を担い、一からシステムを構築していく事やまとめるという立場に悩みました。1年間毎日間近で見てきた子達が、初めて試合に出て頑張っている姿を見たときは本当に嬉しかったです。そして、チーフトレーナーとして過ごした4回生は私にとって激動の日々でした。今まではこうだったから、といった思考を全て捨てて今のチームに足りていないこと、トレーナーとしてすべきことを考え続けました。元々効率が良い訳でもなく、人を率いる事が得意でもなく、頭が切れる訳でもないので、迷惑をかけた事も多かったと思います。チーフトレーナーとしての自分や、ユニットの代表としての在り方を考えすぎるあまり、人との関わり方が分からなくなってしまった時期もありました。ですが、どの場面を切り取っても自分自身を大きく成長させてくれた経験であったと感じています。この4年間共に頑張り続け、本当に辛い時に支えてもらった同期には感謝しかありません。

・現役のみんなへ
どんな事があっても最後までやり抜いてほしいと思います。この4年間を通して普通の大学生活では絶対に出来ない経験をすることが出来ました。スタッフは特に、自分はチームが日本一になるために何が出来るのか、自分にとって日本一とは何なのか、普段部活でしている作業から日本一が見えにくい事で悩む時が来ると思います。トレーナーで言うと、自分の担当リハビラーが復帰後元気に活躍していたり、担当パートの体重増加率が良かったり、ちょっとした事の積み重ねが絶対にチームの成果になっているので、人数が少なく本当に本当に大変だと思いますが、その分やりがいも大きいので頑張って欲しいです。応援しています。来年こそ日本一になってください!

・応援してくださった方々へ
最後になりましたが、今までレイバンズに関わってくださったコーチ、保護者の皆様、OBOG会、後援会、ファンクラブの皆様に心より感謝申し上げます。沢山の方々の応援や支えあってこそ、学生の私達が全力で部活に取り組むことが出来ていたと痛感しています。今後ともレイバンズのご支援ご声援の程よろしくお願い致します。

卒部コメント vol.3 副将 竹本修人

卒部コメント第3弾は、副将の竹本修人です!!

・4年間を振り返って
4年前の自分にBig up !!!!!
大学入学と同時にそれまで縁もゆかりもない神戸で暮らし始めました。知らない土地に慣れない家事に不安いっぱいの春でした。初めて訪れたRavensの新歓で是澤さんに出会い、人柄や生き方に心の底から憧れ、気がつくとヘルメットをかぶり防具をつけ鶴甲のグラウンドで練習している自分がいました。フィールドの端やサイドラインから勝ち進んでいくチームを眺めるだけの1年生シーズンが終了し、勝手に19番を引き継ぎ、チームを勝たせる選手になると意気込んでいるところに活動停止・制限が直撃しました。思うように練習できない期間で教えられたことがちょっと上手にできるようになってもだめだと気づかされました。そこからは個性も才能も豊かな先輩や同期、後輩、他校のスター選手のすべてが自分のお手本でした。「〇〇なら今のプレーはこうしてた」なんてことをずっと考え続け、試行錯誤しているうちに少しずつゲームに出してもらえるようになりました。ラストシーズンは副将を務めさせていただき、お世辞にも順風満帆な1年だったとは言えませんが、今考えても頭が痛くなるような濃密な時間をこのチームで過ごせてとても幸せ者だなと感じています。

・現役のみんなへ
現役のみんなへ。1年間ありがとうございました。みんなに何をしてあげられたのか、はたまた何もしてあげられなかったのかわかりませんが、みんなと出会い目標へ向かい切磋琢磨した日々は僕の宝物です。すごく当たり前のことかもしれませんが、僕から伝えたいことは『やらずともわかることよりやってみなければわからないことのが圧倒的に多い』ということです。これから自分のことやチームのことで頭を悩ませることが数えきれないくらいあると思います。その中でこれがいいと思ったことすべてにチャレンジしてほしい。そのための時間とエネルギーをみんなは絶対持っています。それが意味のないことでもそうと知っただけで未来が少しずつ変わっていきます。その先にみんなが成し遂げたいことが現れると僕は思っています。

・応援して下さった方々へ
後援会、OB・OG会、ファンクラブの皆様、本当にたくさんの応援ありがとうございました。今シーズンは直接声援を送っていただく機会も多く、とても力になりました。皆様の応援のおかげで、アメフトに集中して取り組むことが出来ました。目標の日本一には遠く届きませんでしたが、熱い気持ちを持った後輩たちが関西リーグを突破し甲子園で日本一を達成してくれると思います。今後とも変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
始めはルールもわかりませんでしたが、Ravensでアメリカンフットボールができて本当に幸せでした。この競技に、このチームに、最高の仲間に出会えてよかった

卒部コメント vol.2 主務 川西彩香

卒部コメント第2弾は、主務の川西彩香です!!

・4年間を振り返って
私は元々運動部に入ったことがなくアメフトも知らない、RAVENSという団体から1番遠い人間でした。しかし、友人と参加した新歓祭で偶然RAVENSに出会い、本気で日本一を目指すチームに入りたいと思い、入部を決めました。RAVENSの一員として過ごしてきた4年間で一番影響を受けたのは3個上の先輩方です。右も左も分からなかった1回生の私にとって、選手・スタッフ・チアというポジションに関係なく、本気で部活に向き合い、チームのために考え行動し、チームを支える先輩方の姿はとてもかっこよく、憧れを持ちました。先輩方の作るチームで過ごす中で、将来は主務としてチームを支えたいという気持ちが芽生えました。
2回生からはグッズ係のリーダーなど責任ある仕事が増え、自分が持っている仕事だけに一生懸命だった1回生の頃とは違い、先々を見据え、チームにとっての最善の選択を考え行動するという意識を持つようになりました。チームとして動く中で辛いこと苦しいことも多々ありましたが、同期や先輩、後輩など沢山の方々のおかげで続けることができました。
主務としての1年間は、チームにとって変化の多い年でした。大学の制限が緩和されたり通常のシーズンに戻ったりと嬉しい変化ではありましたが、ここ2年経験していないことを完璧にこなさなければいけないという不安とプレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。それでもめげずに頑張ることができたのは、本気で日本一を目指して行動し続けていた同期・後輩の存在のおかげです。中でも、MGRの皆の存在はいつも私の心の支えでした。本気でチームに向き合い、全力で活動を楽しむ姿に何度も励まされ、救われていました。

・現役のみんなへ
1年間、本当にお世話になりました。主務はチーム全体に関わる仕事が多い反面、チーム全員と密に関わる場面が少なくなってしまう立場でもあることから、今年は後輩との時間をできる限り増やすことを意識して過ごしていました。練前練後を含め様々な場面で、皆のチームへの熱意や練習への意欲など沢山の想いに触れることができ、その全てが私にとってチームのために動くエネルギーになっていました。本当にありがとう。
RAVENSとしての4年間は楽しいことも沢山あるけれど、悩み苦しむ時期もきっとあります。でもその感情は本気でチームに対して向き合っているからこそ生まれるものだと思います。辛いときは周りの同期や先輩などに相談してみてください。きっと力になってくれるはずです。沢山の苦労を乗り越えた先には、勝利と達成感が待っています。
1年間ありがとうございました。これからはいちOGとして、皆のことをずっと応援しています。

・応援して下さった方々へ
最後にはなりましたが、RAVENSに関わって下さった全ての方々に心より感謝申し上げます。今年は試合数も通常に戻り、合宿も3年ぶりに開催できたことから、直接激励のお言葉をいただく場面が多く、皆様のご支援ご声援なしではRAVENSは活動できないということを強く実感致しました。至らぬ点も多く、ご迷惑をおかけしたこともあったかと思いますが、この1年間チームを支えていただき本当にありがとうございました。
今後とも神戸大学RAVENSを何卒宜しくお願い申し上げます。

卒部コメント vol.1 主将 寺川陸

卒部コメント第1弾は、DL#8主将の寺川陸です!

・4年間を振り返って
甲子園に行くために進学した高校でその目標を果たせず、野球はもうできない身体に潰れていたので、なんとなく何の気力もなく来た神戸大学で「関西で優勝すれば甲子園に行ける」という言葉に釣られ、半ば甲子園に行けなかった自分への贖罪意識でアメフトを始めました。4年間を振り返ると、経験も才能もない代わりに365日毎日休まずサボらずよくやってきたなと今なら思えます。実際試合に出られるようになったのは3回生からで、LBをやったりパントを蹴ったり、最後にはDLとしてベストイレブンもいただけて、自分でもここまでやって来られるとは思っていませんでした。与えられた自分のプレーだけを追い求めていた3年間とは一転して最後の1年は様々な難しさがありました。起きてトレーニングして練習して、帰ってビデオ見てミーティングして、サイン書いていたら夜の3時、9時に起きてまたトレーニングへ。チームに何か問題が起こればその対処も追加され、合宿からシーズン序盤にかけては毎日寝る時間もなくて死にかけていた記憶しかありません。これだけの苦労を重ねても目標としていた日本一には遠く及ばず、今はやはり悔しい気持ちが大きいです。

・現役のみんなへ
常軌を逸した取り組みが必要だということ。それを無くして日本一には間違いなく届かないのでひたすらに鍛え続けてほしいです。身体も技も頭も。今この瞬間にもトップレベルと言われる他校の選手は練習している。ウエイト、サインの勉強をしている。そんな中で今自分が何をするべきなのか、選択はいくらでも転がっていて逃げ道はいつもすぐそこにあります。最後の一歩走り切るのか、潰れる前にバーベルを置くのか、あと一口食べるのか、何か一つ手を抜いたとき、それを後悔する瞬間がいつか必ず訪れます。「やりすぎたら俺が止めてやる。」これは僕たちの学年で伝説となっている矢野川監督の名言です。それくらい努力しなければ勝てないということ。24時間365日努力し続けた先に真の強さと望む結果があるので勝つために全てを捧げて頑張ってほしいです。
1年間4回生についてきてくれてありがとう。不甲斐ない結果に終わって良い思いをさせてあげられなかったことも、来年3強に挑むベストのポジションを託せなかったことも申し訳ない気持ちでいっぱいですが、これからのレイバンズが継続して日本一を目指せるチームになること、強くなっていってみんなの目指す場所に到達できることを一人のOBとして応援しています。

・応援してくださった方々へ
1年間応援ありがとうございました。リーグの仕組みが変わり、シーズン序盤で全国大会への出場、リーグ戦の突破が難しい状況になってからも第1節と変わらない、それ以上のご声援をいただきとても幸せでした。「応援されるチームになる」ことが今年のチームの柱の一つでした。いつでもスタンドを見ればたくさんの応援が聞こえてきて、試合が終われば温かいコメントが届き、このようなチームでプレーできたことに感謝しております。自分は主将としての役目を果たせたのかは分かりません。そしてそれは自分で判断することでもないと思っています。たった一つ、自分が望んだ「勝てるチームを作る」ということもできなかったのは悔しいですが、苦しいなりに何にも代えがたい幸せな1年間でした。今のレイバンズには頼りになる、力のある後輩たちがいます。彼らには自分たちの代よりも上に行く力があると信じています。今後とも変わらぬご支援ご声援をよろしくお願い致します。ありがとうございました。