卒部コメント第6弾は、キックリーダー DB#4 伊原昂紀です!
4年間振り返って
私は下回生のころは自分の活躍ばかりを考えていました。そのころの事を考えると4回生で自分がキックのリーダーになるなんて少しも考えられませんでした。2回生で当時の4回生にKCのサブリーダーを任せられ、3回生になり、そのままKCのリーダーをすることになりました。自分のせいで失点して、自分のせいで先輩たちを引退させてしまうかもしれないと思うと逃げ出したくなりました。そんな悩みを払拭するために自分のパートをよくしようとひたすら考えて行動し、周りが自分のやりたいことについてきてくれて自信を持てるようになっていきました。4回生では各キックパートのリーダーと意見をぶつけ合い、お互いに指摘し、共に反省しながらキックパート全体をより良いものにしようとみんなで努力をし、他の4回生がその努力を間違った方向に行かないように修正してくれるということを繰り返してきました。自分のことだけではなく周りのことも見ることができるようになったのは自分に早くからリーダーを任せてくれた先輩、自分の行動に対してちゃんと指摘してくれた同期のおかげだと思っています。本当に仲間に恵まれ、選手としてだけでなく、人間として大きく成長できた四年間でした。このレイバンズでアメフトをすることができて本当によかったと心から思います。
後輩に向けて
まずみんなに伝えたいのはこの1年間私たちについてきてくれて本当にありがとう。ずっとしんどいことばかり要求して、正しいかどうかもわからない途方もない努力を4回生を信じて続けてくれて本当に感謝しかありません。4回生だけが突っ走ってもいいチームには絶対になれなかったと思っています。ついてきてくれたみんなには絶対にいい思いをしてほしいと思っています。最後までアメフトを続けていれば必ずいい仲間とやり切ったという達成感と自信を手にいれることができるからこれからも辛いことがあるかもしれないけれど絶対に逃げないでください。最後に日本一にすると言って始まったシーズンを目標と違う形で終わらせてしまって申し訳なかったと思っています。まだ足りていなかったのかもしれないけどこれまで続けてきた練習はまちがいなくみんなの力になっていると思うので自信を持って来年以降プレイしていってください。僕は来年以降も喜ばしいことに学生コーチという形でみんなに関わり続けるのでサイドラインからみんなのさらに成長した姿を見ることを楽しみにしています。
応援してくださった皆様へ
この4年間全てをアメフトに注ぐことができたのは誰でもないレイバンズを応援し、支えてくださった皆様のおかげです。本当に感謝しています。試合会場で相手チームの歓声に気押されることなく格上のチームに恐れずに立ち向かっていけたのは皆様の応援に背中を押していただいたおかげだと思っています。観客席が赤一色で埋め尽くされ得ている光景は選手一人一人に勇気を与えていたと思います。レイバンズという国立のチームが強いDiv.1の私立のチームと対等に勝負するには保護者の皆様含め、応援してくださる皆様の支えが不可欠です。私も応援する側に回ったら皆様と一緒に自分にできる限りチームの助けになれるようにしていこうと思います。来年以降も皆様の応援に見合うくらいかっこいいチームになる努力をレイバンズは続けていくと思います。これまでのご支援・ご声援に感謝を申し上げるとともに、そんなレイバンズが努力を続けていくためにもこれからも熱い応援をよろしくお願いします。