インタビューリレーのラストを飾るのは、主将・庭山。アメフト未経験者ながら、その体格を生かして、この4年間DLとしてプレーし、今年は主将としてチームを引っぱってきた。
主将になって変わったことを聞いてみると「部外に関しては、社会人の方とお会いして話をすることが多くなり、応援していただいているということを強く感じるようになった。部内に対しては、自分が言う立場だからこそ『自分がやらなければ』という思いが強くなって、今まで以上に意識している。」ということだった。
高校まで野球を続けていたが、大学入学を機にアメフトをはじめた。「アメフトはビデオを見てイメージをためたりして、相手を強く意識することが魅力かな。あとは目の前の人間と勝負するのが楽しい。チームスポーツではあるけど、最終的には1対1。何よりも勝った時の気持ち良さは最高!」だそうだ。
そんな、魅力的なアメフトだが、この1年を振り返ってみて1番に出てきたのは「苦しかった。きつかった。」という感想。けれど、それもシーズンを過ごしていくなかで変わっていった。「ターニングポイントは同志社戦。『俺たちにもできるんじゃないか』と思えたし、チームも変わったと思う。甲南戦で下回生にも自信がついたはず。やっぱり、勝つと変わるな。」
最後に、いつも応援して下さるファンの方々に伝えたいことを聞いてみると、「Lineという目立たないポジションですが、WRやRBのような花形ポジションはLineあってこそです!ぜひ、注目して見てください!」とのこと。さらに、ご両親に対しては「ホンマによくしてもらっている。野球から数えて16年間もサポートしてもらっているので、最後に良い試合をして恩返しをします!」と、感謝の気持ちが溢れ出てきた。
様々な思いがつまったこの1年間。その最終戦がいよいよ近づいてきた。「近大戦はチームとしても、4回生としても最後。全員が活躍して、全員が笑って終わりたい!」
近大戦では、4年間のすべてを懸けた、庭山の熱いプレーが見られるだろう。
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